子供の不定愁訴の体験談に関する記事

子供の不定愁訴とは?幼児や小中学生の原因不明の体調不良

子供の不定愁訴とは?幼児や小中学生の原因不明の体調不良

不定愁訴と言えば更年期の女性によく見られる症状ですが、実は幼児や小中学生にも多く、不登校や心身症のSOSサインでもあります。子供が不定愁訴になる要因や家庭での対処法、受診するのは何科か、先輩ママの体験談をご紹介します。

ThuexeVipTOP  >  子育て  >  子供の不定愁訴とは?幼児や小中学生の原因不明の体調不良

子供の不定愁訴にご用心!

不定愁訴と言えば一般的には45~55歳頃の更年期の女性にみられる体調不良ですが、実は早ければ幼児期、そして小中学生の子供にもよく見られます。

家でゴロゴロすることが多く元気がない、子供なのに思い当たる理由もなくあちこち痛がる、朝起きられないといった状態に思い当たる場合は、不定愁訴かもしれません。放置すると子供でも心が関与して起こる体の病気「心身症」になる恐れがあります。(注1)

こちらでは不定愁訴とはどのような病気か、子供の不定愁訴の原因となる要因、小学生の不定愁訴の体験談、子供の不定愁訴の改善に役立つ対処法をご紹介しますので、お子さんの状況をまずは冷静にしっかりと観察し、慌てたり軽視したりすることなく対応していきましょう。

不定愁訴とは?

不定愁訴とはの図解

本人だけが感じる漠然とした主観的な苦しみの訴えを「愁訴(しゅうそ)」と言います。
「不定愁訴(ふていしゅうそ)」とは、複数の不調あるいは移動する痛みなどの訴えで病院を受診しても、身体的な疾患であると特定できず、原因がはっきりしない体調不良のことです。

  • 動悸やめまい
  • 腹痛や吐き気、頭痛、腰痛、首の痛み
  • 倦怠感
  • 眠れない
  • イライラする、やる気が出ない
  • 口の渇き
  • 朝起きられない など

子供の場合は朝に体調不良が起こるケースが多く、子供の不登校は初期症状としてほぼ100%不定愁訴を発症します。

不定愁訴だと思っていたけれど、実は思春期の子供によく見られる起立性調節障害だということも多いので、疑われる場合はサボりや仮病などと決めつけて軽視せず、まずかかりつけの小児科医に相談して検査を行うとよいでしょう。

たちくらみや失神、倦怠感、動悸、頭痛、朝の不調などが起こる起立性調節障害の場合、家庭環境や学校環境の調整、日常生活の工夫が必要となりますし、場合によっては薬物療法や心理療法も行うことになります。(注2)

子供の不定愁訴の原因と考えられる要因

小学生と中学生の不定愁訴の原因の図解

思春期になると子供の不定愁訴は増えますが、主に次のような要因が原因ではないかと考えられています。

  • 受験や学校生活などの心理的ストレス
  • 身体の疲れ
  • 夜更かしや睡眠不足
  • 朝食抜きや偏食など食生活の乱れ
  • 虐待
  • 親子関係
  • ダイエット
  • 自閉症スペクトラム障害などの発達障害
  • 神経症や精神病 など

小学生女子の場合は睡眠不足によるストレスが食生活よりも多く、小学生男子の場合は遊び時間不足によるストレス朝食抜きが原因と考えられる要因のトップ。

一方、中学生の場合はダイエットや就寝時間の遅さが男女ともに最も多い要因として挙げられました。

思春期になると親の言うことを聞かない子供も増えるため、文部科学省も中高生向けに「早寝早起き朝ごはん」のパンフレットを作成し、子供達に配布して学校でも指導をしています。(注3、4)

思春期以降に心身症になることも!

感覚を磨く遊びや運動などを疎かにし、早期教育をはじめとする知識中心の教育に偏ることで、初めは不定愁訴だけだった子供も、思春期以降に心身症へと移行することがありますので注意しましょう。(注1)

子供の不定愁訴の体験談

不定愁訴の子供への対応の図解

ママ達はどのような症状で子供の不定愁訴に気づいたのでしょう?またどのように対応したのでしょう?

子供が不定愁訴を発症した年齢、症状、病院受診の末の診断結果、その後の様子などの体験談を見ていきましょう。

腹痛

まる
30代後半

確かに具合が悪そうなのだけど、原因がわからなかった

子供の不定愁訴は、8歳~9歳までありました。差し込むような痛みを伴う腹痛が、ほぼ一日おきにありました。不定愁訴で小児科、内科、胃腸科を受診しました。医師には「ストレスがかかっている時に痛みが出るのではないか」と言われました。

生活の中で原因と思われる要因は、学校で体育の授業がある日に痛みが出ることが多いと思いました。不定愁訴で学校を休ませたことはあります。現在はかなり改善しました。「どうしても、お腹が痛い日は学校を休んでも良いんだよ」と声をかけると、安心した様子でした。

いくつかの病院を受診して、原因がわからないと子供に対して仮病ではないかと疑ってしまうこともあるかもしれませんが、子供の話をゆっくり聞いて信じることで痛みが自然と減っていくこともあります。少し気長に付き合っていくような気持ちで受け止めるようにすると良いと思います。

ちゃこぷ
30代後半

寝る前に必ずお腹の痛みを訴えました

小学校1年の春に、夜寝る前に「お腹が痛い」と毎晩訴えてきました。しばらくお腹をさすったり添い寝をしたりしていると腹痛もおさまり、朝はとても元気に起きてくるのですが、また寝る前になると腹痛を訴えました。

小児科を受診すると「便が固まっているせいだ」と下剤をもらいました。もともと排便は毎日あって便秘気味でもなかったのですが、一応下剤を使ってみました。それでもやはり夜になると腹痛を訴えました。

原因も分からず本人もつらそうなので、とりあえず毎晩寝るときには添い寝して、いろんな話をしたりお腹をさすったりしました。6月くらいになるとおさまりましたが、2年生の4月になるとまた夜寝る前に「お腹が痛い」というようになりました。

その時に初めて学校でクラスが変わり、先生も変わって緊張していたのだと気づきました。精神的な疲れが腹痛に出たのだと思います。それからはできるだけ学校の話をきいたりしているうちにおさまりました。

子供も環境がかわると大人と同じでストレスを感じて、不定愁訴になるんですね。子供さんが不定愁訴を訴えてきたときは、何かしらストレスがあるのだと思います。できるだけよく話をきいてあげてくださいね。

あやママ
36歳

朝、起きられない。

子供が10歳位から、朝起きるのがとても辛そうで、朝から頭が痛いと言うことが時々ありました。蓄膿症があるのではないかと思って耳鼻科で診てもらったのですが、膿が溜まっている様子もなく原因がわかりませんでした。

昼間は普通に学校に行っていたのですが、どうしても朝が辛そうでボーっとしているので、内科にかかったら血液検査に異常なし。医師から「最近はゲームのし過ぎによって睡眠のリズムが崩れることがよくある」と聞き、寝る数時間前はゲームをさせないように気をつけています。

頭痛・頭が重い・こめかみの痛み

頭が重たい不定愁訴改善の体験談の図解

のんのん
30代後半

朝頭が重いという症状が気になりました

現在9歳の長女は8歳から今現在も朝起きると頭が重いという症状に悩まされています。冬場は毎日のようにあり、それ以外の季節は数日に1日そのような症状があります。

心配だったので普段のかかりつけの内科を受診したのですが、昼前になると元気になるということで1日中そのような状態にならなければ心配はないと言われました。ただ体質改善のための漢方薬を服用して様子を見ようと言われました。

ただ長女はここ最近学校の宿題や塾通いに関してとてもストレスを持っているようで、特に塾のある日になると調子が悪いという状況だったことから、これがストレスになっているかもしれないと思いました。

朝は体調が悪いものの、昼には元気になっていることから、それが原因で学校を休ませたことがありません。そして以前よりは症状は落ち着ているものの、現在も朝になると時々頭が重いと訴えています。不定愁訴はストレスが原因になっているかもしれないので、一度子どもの生活環境を見てみるべきです。

パンダくん
30代後半

頻発する頭痛に悩まされた

小学校1年生の夏休み明けから2年生の初めごろまで、定期的に「頭が痛い」と訴えてきて悩まされました。初めて頭が痛いと言ってきた日は念のために近くの小児科にも連れて行きましたが、何もなく薬をもらって帰りました。

子どももぐったりするほどの頭痛ではなく、ちょっと痛い程度だったのでその日は安静にして、翌日からまた学校に行きました。その後しばらくは問題なかったのですが、3週間ほどしてまた頭痛がきました。その後も2、3週間に1度のペースでそんなことが続き、心配になって大きな病院にも連れて行きました。

小児科でもわからないと言われ、脳外科に回されましたが、そこでの検査の結果も何もなくお医者さんも困っていました。不登校のサインかなとも考えましたが、1日休めば治るのでそこまででもない状況でした。強いて言えば友達が少なくストレスはあったのかもしれません。

しかし段々と学校に慣れてくるにしたがって頭痛の間隔は開いてきて、2年生になったころには収まりました。結局新しい環境への適応の過程でのことだったので、時間が解決してくれましたが、子どもが不調を訴えた時は根気強く聞いてあげる方が子どもは安心すると感じました。

折り鶴
8歳

謎のこめかみ痛

私の息子は7歳ごろから、何もしていないのに、こめかみが痛いと言うようになりました。これは約半年続き、神経内科に診てもらっても原因が分からず、医師曰く筋肉の強張りという診断でした。

筋肉の強張りなら、なぜ何もしていないのに痛みが出るのでしょう?症状は不定期でズキズキ痛むらしいです。決して泣くほどの痛みではなく、普通に学校に登校も出来ました。でも不快な痛みだそうです。

特に思い当たる原因はなくて、本当に突発的だったのです。因みに現在は何ともなく過ごしており、いつの間にか痛みは消えていました。対処法など全く分からないので、放ったらかしにして置いたのですが治りました。

子供が可笑しなことを言い出したら、親としては気を揉むのは分かりますが、まずは冷静になることが重要だと思います。

咳の不定愁訴改善の体験談の図解

なつママ
30代後半

止まらない咳が何年も続き悩む日々

我が子の不定愁訴は6歳からで、9歳になる現在も続いています。初めは風邪による咳だと思っていました。小児科へかかり風邪薬を出してもらいましたが治らず、何度も受診しました。

最初の受診から一年程経った頃、医師から風邪ではなく精神的なものではないかと言われました。その頃、下の子が生まれたこともあってなかなか手をかけてあげることができなかったので、子どもなりにストレスを感じていたかもしれません。

あまりに咳をしている時は学校を休ませ、私とお買い物へ行くと落ち着くこともあります。子どもが不定愁訴になるとママ自身が自分のせいだと責めてしまうと思うのですが、私は子どもが成長していく上でストレスを感じてしまうことはしょうがないと思っています。ストレスのない生活を送らせることは出来ないので、治ることを信じて子どもに付き合っていきましょう。

朝の度重なる風邪の様な体調不良

朝の気分不良による不定愁訴改善の体験談の図解

Jun
40代後半

小六息子が学校を休みがちに

息子が小学五年生になった頃から六年生にかけて、学校を休みがちになってしまいました。週に何度か朝起きられず、起きても気分不良を訴えて学校に行きたがらない日々が続きました。

心配になり小児科を受診しましたが特に問題はなく、医師によると「成長期におけるいわゆる不定愁訴ではないか」とのことで、具体的な治療はありませんでした。

元々、朝に弱く、どちらかというと夜型の子供だったので、医師の勧めもあり、なるべく早起きをして日光に当たり、自律神経を整える努力をしました。ただし様子をみながら。あまり無理をさせることはやめました。

心身の成長と共に、中学生となった現在は元気に登校していますので、時間が解決してくれたのかなと、今は思っています。同じような経験のある親御さんには、しばらくの辛抱が必要ですが、いつか解決の日が来るとお伝えしたいです。

ねこママ
46歳

朝になって急に学校に行けなくなることが重なり困りました

子どもが小学校六年生の秋頃から、朝、急に体調不良を訴えることが多くなり、度々学校に電話をしていました。最初は「風邪かもしれないので休ませます」等と言っていました。

次第に上手い理由が思い付かなくなった頃、スクールソーシャルワーカーさんが来てくれ、正直に話すと「このような状態になる子どもも多いので、あまり悩まずに病院に行きましょうか」と言ってくれたので、近所の小児科に行きました。

その時に初めて不定愁訴という名前を聞きました。そして何回か通っていると起立性調節障害と言われました。医師に「この病気は精神の発達と体の発達のバランスの問題だから心配しなくても大丈夫です」と言われ、安心しました。

その後卒業式には最後まで参加できて、中学生の今は運動部に入っています。あの頃休む理由を親子で必死に考えていたのも、今では良い思い出です。

手足の辛い冷え

手足の冷え不定愁訴改善の体験談の図解

かな
46歳

足が冷たいと泣きながらもだえる

我が子は喋れるようになった2歳頃から夜中に「足が冷たい」と自分の足先を手で押さえ、汗をかくほど泣きわめきました。足をさすってあげるのですが足はポカポカ温かい…。酷い時は毎晩続きました。泣きつかれて寝るまで足をさすり続けるのもかなりの負担でした。

何か運動した後になるのかな?と考えたりしましたが、思い当たるふしもなく、小学生になって症状を自分で喋れるようになった時に小児科を受診しました。

先生からは「初めての症状だな」と言われ原因不明。精神を落ち着ける漢方薬に処方されました。六年生になった今も症状は時々ありますが、辛いときは自分で薬を飲んでいます。飲んだと言う行動が効くみたいです。

症状は治ってはいませんが、自分でうまく付き合うようにはなっていますので焦らず子どもの症状を受け止めて「これをすれば良くなるよ」と子どもにインプットさせることが大事なのかもしれないですね。

子供の不定愁訴を改善!家庭での対処法

子供の不定愁訴改善への対処法の図解

体験談には放置することで自然に治ったという意見もありますが、適切な治療を行わないことで将来的にニートや引きこもり問題に発展する可能性もありますので、軽視することはできません。

まずは病院を受診して病気がないかを確認しましょう。

日常生活に支障をきたすほど子供が辛い場合、発達外来、心理外来、心療外来、メンタルクリニックなどで心身医療を受けさせる検討も必要ですが、まずは家庭で次のような対処を行って心身のストレスを軽減させてあげましょう。(注1)

子供の不定愁訴を改善する日常生活の工夫

  • 無理なダイエットを控えさせる
  • 朝食をしっかりとらせる
  • 偏食には食べられる形で栄養補給を
  • 子供とのコニュニケーションをしっかりとる
  • 子育ての悩みを放置せず、早めに対応する
  • 子供を頭ごなしに叱らずに話し合う
  • 寝る前のスマホやゲームは控えさせる
  • 自由時間、外遊び等で運動する時間も作る
  • 早寝を心掛け、充分な睡眠をとらせる
  • 早起きをさせて朝日を浴びさせる

親は子供の心を疎かにしないように注意し、基本的生活習慣の乱れが子供の心身に及ぼす悪影響を心に留めて、これまでのしつけを見直すことが重要です。子供に必要な睡眠時間を正しく把握しましょう。

睡眠・栄養・運動の3つがしっかりと摂れるようにサポートすると共に、孤食を避けるなどストレスを相談しやすい環境を作ってあげることも大切です。

参考文献

  • 注1:
  • 注2:
  • 注3:
  • 注4:
во что вложить деньги 2016

подробно gss.com.ua

www.profvest.com