子供が意外な物を怖がる体験談に関する記事

子供が怖がる動画や絵本はOK?我が子の恐怖心への親の対応

『子供が怖がる動画や絵本はOK?我が子の恐怖心への親の対応』

子供が怖がる鬼の動画が一時話題になりました。昔から躾のために子供を怖がらせるお祭りなどもありますが、子供を小さいうちから怖がらせても大丈夫なのでしょうか?また、意外な物に怯える怖がりの子供への対応は?

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子供が怖がるものでしつけても大丈夫?恐怖心を抱く子への対応

秋田県の「なまはげ」など昔から子供が怖がる鬼が登場するお祭りは日本各地に数多く存在し、近年鬼の動画もネットで話題となりました。小さな子供をしつけのためとはいえ怖がらせても大丈夫なのでしょうか?また、意外な物を怖がる我が子に戸惑ってしまうママも少なくありませんが、どのような対応をすればよいのでしょう?

今回は、子供に怖がる動画や絵本を見せてもいいのか、乳幼児が音を怖がる原因、子供が怖がる脳の仕組み、子供が怖がる意外なものや親の対応の体験談をご紹介します。

子供が怖がる動画や絵本は見せてもいい?

子供に怖がる鬼などの動画や絵本を見せることで生じる恐れがあるデメリットの一つは、トラウマを作ってしまうことです。子供は大人に比べて経験が圧倒的に少なく、問題に対処する方法をわずかしか持っていませんので、本人の感受性や経験の程度、置かれている状況によっては恐怖体験がトラウマとなってしまうことがあるのです。

トラウマとは、自分ができる対処方法では問題を解決できない強烈な体験によって受ける心の外傷(心理的ストレス)で、虐待や事故、身近な人の喪失、重い病気やケガなどの痛烈な体験が原因となり、時間の経過と共に様々な症状を引き起こします。(注1)

<トラウマによって起こる症状>

  • 食欲不振
  • 不眠
  • 常に緊張状態
  • 些細な音に驚く
  • 無表情で泣くことができない
  • 悪夢にうなされる(夜驚症)
  • 恐怖の再現遊びをする
  • 赤ちゃんがえり など

その反面、ジェットコースターやお化け屋敷、怖い絵本など子供は本人にとって強すぎない恐怖に自ら近づいたり、体験したりしようとする傾向もあります。そのため幼児向けしつけ絵本では、おばけが登場するものが子供達に人気です。

中世にはしつけとして大切な記憶を一生残しておくために、子供にしっかりと観察させ、その後川に投げ込むことで恐怖心と一緒に記憶を印象付けたという説もあります。日本各地の鬼に扮する祭りと同じように「二度と危険な目に合わせたくない」「強く賢く幸せになって欲しい」という中世の人たちの親心なのでしょう。

恐怖心を抱く程度は一人一人違いますので、子供が怖がる動画や絵本は親がきちんと子供の特性に合わせて選び、子供の様子を見ながらみせるようにしましょう。また、しばらくしてから怖がってすがってきた場合は、突き放したり放置したりせず「パパやママの側にいれば大丈夫」と感じられるように、抱きしめるなど安心感を与える接し方をしてあげましょう。

子供が音を怖がるのは発達障害が原因?

子供が怖がることで親が違和感を抱くものの一つが「音」です。掃除機やドライヤーといった日常発生するある程度大きな音や声を不快に感じる聴覚異常を「聴覚過敏症」といい、赤ちゃんの頃から怖がる様子がみられることもよくあります。(注2)

聴覚過敏症は自閉症スペクトラム障害などの発達障害の症状の一つでもありますが、必ずしも聴覚過敏症の子供が自閉症スペクトラム障害とは言えませんし、自閉症スペクトラム障害の全ての子供に聴覚過敏症があるわけでもありません。

ある調査では、聴覚過敏の子供30名のうち12名が自閉症スペクトラム障害のある子供でしたが、残りの18名に発達障害はありませんでした。また、自閉症スペクトラム障害がある子供の割合は、小学生よりも幼児の方が高い傾向がありました。

いずれにせよ聴覚過敏症は本人にとって不快なこと。過剰に心配する必要はありませんが、イライラする、物が歪んで見えるなどの日常生活に影響を及ぼす症状が現れることもありますので、子供の様子によってはかかりつけの小児科医に相談し、専門医を紹介してもらうなどの対応を行うとよいでしょう。(注3)

子供が怖がる脳の仕組み~否定しないで!

人の脳を描く子供の手

子供が怖がると親は「臆病ね」「気が小さいなぁ」とつい否定してしまいますが、子供が怖がる感情を全否定すべきではありません。なぜなら恐怖心は人間や多くの生物が生きる上で必要な感情だからです。怖がる心があるからこそ、生物は喜びに近づき危険を避けようとするのです。

恐怖心は「大脳辺縁系」と呼ばれる部位が司っていますが、目や耳から怖いものの情報が入ると、大脳辺縁系の偏桃体という部分が好き嫌いや危険性を判別し、危険だと判断した場合は「逃げろ!戦え!」と脳内の視床下部という部分のスイッチを入れます。すると、体を動かすエネルギー源となる糖が血液中に増加し、心臓はドキドキし、血圧は上がり、血液は筋肉に集中して、火事場の馬鹿力を発揮できる状態になるのです。

ところが大抵の場合はこの火事場の馬鹿力を発揮する必要がない状況。偏桃体はどんな危険回避にも間に合うように一瞬の判断で反射的に視床下部のスイッチを入れてしまいますが、その後怖がる状況ではないことが分かると、偏桃体の活動を抑制して行動を改めます。

子供が怖がりなのは当たり前!

子供の脳は未発達。そのため偏桃体の働きを上手くコントロールできず、恐怖心や不安を意志で抑え込むことが困難なのです。また偏桃体には相手の表情を読み取る働きもありますので、親が怖がる姿を目にすることで偏桃体の働きが活発になり、子供が恐怖を感じることもあります。

子供の性格は遺伝子だけでなく環境によっても形成されますので、案外「臆病なぁ」と言っている親が、気づかぬうちに恐怖心を表情や態度に出しているのかも!?

子供が怖がるものへの親の対応~体験談

子供は親からすると意外な物を怖がることがよくあります。必要な危険に対して適度に怖がることは必要ですが、怖がる必要がないものに対して強く恐怖心を抱いている場合、できるだけ安心して暮らしていけるように恐怖心を取り除いてあげたいものです。他のママ達はどのような対応をしているのか体験談を見てみましょう。

怖くないことを説明した

みおん
30代後半

テレビで天気予報の月マークを怖がる

月

現在4歳の子供がいます。テレビの天気予報で、夜の予報の月のマークが出てくると「怖い」と言っていたのは2歳半くらいの時です。暗い場所が苦手だったので、夜になってお月様が出てくると怖いというイメージがあったのかもしれません。

「お月様は怖くないよ」と教えるために、「夜、お月様の中にはうさぎさんがいるよ」等と楽しい話をするようにしました。子供はしばらく怖かっていましたが、時間が経つにつれて落ち着きました。

夫はあまり怖がりではないと思いますが、私が極度の怖がりです。親が原因で子供が怖がりになったのではないと思っています。

小さい時に極度の怖がりだったとしても、大きくなるにつれて経験を増やすことで怖がりも克服していけるので、今は焦らず見守ってあげることが大切だと思います。

はる
31歳

洗濯機の音を異常に怖がる息子

洗濯機

現在4歳の息子が2歳頃に異常に怖がっていたのが、洗濯機の音です。特に脱水時のガタガタ激しい音が嫌だったみたいで、音がすると「ドアを閉めて~」と号泣していました。大人からすると「何が怖いの?」って感じですが、いきなり激しい音がしてびっくりしたのと、洗濯機が爆発すると思って怖かったみたいです。

「一生懸命服を洗ってくれている音なんだよー」と説明したり、洗濯機のおもちゃで遊んでみたりして、3歳後半頃にはやっとひどく怖がることはなくなりました。

4歳の今は音がすると一瞬固まりますが、怖がって泣くことは全く無いです。母親の私も若干怖がりで、いきなり大きな音がするとビクッとしてしまうので、もしかすると親の影響もあるのかもしれません。

怖がりのお子さんをお持ちのママも、最初は些細なものでいちいち泣かれて大変かもしれないですが、成長したら必ず慣れて大丈夫になる日が来るので、あまり過剰に心配せず見守ってあげてほしいです。

2歳のまま
22歳

服屋にあるマネキンさん

マネキンの顔

私の子供は男の子でもうすぐ三歳になりますが、今も怖がる現在進行形です。何故怖いのかと考えてみたのですが、思い当たる節がないです。おばけや鬼などを見てもケラケラと笑う息子が、何故こんなにも怖がるのかというぐらいのひどさです。

抱っこしながらマネキンの近くへ行き「お人形さんだよ」と教えて、一緒にマネキンの手と握手をしました。するとその時はもう慣れたのかと思ったのですが、この前服屋へ行ったところまだ怖がっていました。

母親の私も怖がりなので気持ちはよく分かりますが、パパは怖がりではないので面白がっています。子供の前でゴキブリが出た時は結構騒ぎましたが、その時息子は男らしく怖がっていませんでした。

子供の頃は極度に何かを怖がる子が多いですが、一緒に寄り添いながら「大丈夫なんだよ」と教えてあげることが大切だと思います。

ナオコママ
27歳

掃除機を怖がった息子

掃除機

息子は現在3歳です。掃除機を怖がっていたのは1歳くらいからでした。掃除機がウィーンと動き出すといつも怖がって逃げてしまっていました。ですので、息子が寝ている間しか掃除機をかけることができませんでした。

なにか対策はないかと思い、目の前にごみを落として掃除機で吸うところを見せてみました。スイスイとごみを吸う掃除機に息子はびっくりし、もっとやってと言うようになりました。今までは大きな音が怖く「これはいったい何なんだろう」と思っていたと思います。ですが実際にゴミを吸うところを見せると克服できました

今は自分からすすんで掃除機をかけます。私も夫も怖がりです。虫が出たときに夫婦で騒いでしまうので、息子もそれが原因で怖がりなのかもしれません。親の怖がりは遺伝すると思います。できればどーんと構え、子供を安心させてあげられるようにするのがいいと思います。

親が怖くないことを見せる

ゆゆ
20代前半

着ぐるみを見た瞬間から大泣き

着ぐるみのイラスト

私の子供はあと1か月で2歳になります。私の娘が怖がっているものは“着ぐるみ”です。遊園地などにいる着ぐるみなのですが、1歳あたりから頻繁にそういったレジャー施設に行くようになり気づきました。

着ぐるみの格好をしている人が近づいてくると大泣き。初めて行った際に着ぐるみをきた方が急にきたので親の自分たちもびっくりしてしまい多少騒いだことと、人見知りの性格も影響しているのかもしれませんが、今でも怖いようです。

私は怖くないことを伝えるための対応として、私から着ぐるみに近づいて行って恐怖心を取ろうとしています。最近は娘の好きなキャラクターの着ぐるみであれば怖がることはないのではないかと思い、つれていこうかなと検討しています。

私も子供の頃、着ぐるみが苦手で近寄ってこないで欲しいと思っていたことを覚えていますし、旦那も人見知りなので親に似てしまったのかなと思っています。

何かの拍子で克服はしますので、根気強くやってみてください。怖くないんだよということをきちんと教えることが大事です。また無理に近づける必要もないと私は思います。

ゆい
27歳

ダンゴムシ嫌いな娘

ダンゴムシ

4歳になります娘が2歳ごろからダンゴムシが嫌いです。ダンゴムシを本やテレビなどで見るのは大好きだったのですが、公園で本物を見たときに母親である私がちょっと怖がってしまったためか、嫌いになってしまいました。

私が怖がってしまうと虫が全部ダメになってしまうと思い、頑張って手に乗せて「かわいいよー」などといったりしましたが、断固拒否でした。

ところが、お友達のお姉ちゃんと一緒に遊んでいたとき、その子がとても嬉しそうにダンゴムシを捕まえて可愛がっているところを見てから大丈夫になったようです。いつも身近にいる親ではなく、ちょっと立場の違うお友達などに協力してもらったりしたら怖がったりするのを変えられるかもしれません。

あおむし
20代後半

プールが怖い息子

庭に出した家庭用プールで遊ぶ子供

私の息子は今3歳です。子供が産まれてから一緒にやりたいと思っていたことの1つが自宅でのプールです。1歳過ぎた辺りから家でプールをやろうと準備をしたけれど、水が中に入って揺れているのが怖く、泣いてなかなか入れませんでした。

2歳になり今度は何か去年とは変わったプールにしてみようと思い、シャワー付きのプールを購入しました。中に息子が好きそうなおもちゃも沢山入れました。そうすると、プールのシャワーは大好きになって怖がる様子もなくなり、今では自分からやって~と言ってきます。

私やパパはそんなに怖がりではないのですが、虫は怖いです。家に一匹小さな虫でもいると、大きな声で騒ぎたてます。そういう姿を見ている息子は爆笑してケラケラ笑っている事が多いので、私達が騒いでいるから怖がりになったとは思っていません。

大人では何でもない事が子供にとっては恐怖に感じてしまう事は良くあると思います。でも大人が怖くないよと見せて1つずつゆっくり対策を考えていけば、いずれ克服出来るのではと思います。

お世話で慣れさせた

ゆうママ
38才

虫が怖くなってしまいました

虫のイラスト

息子は現在小学3年生の9才です。虫を怖がるようになったのは小学校に入学してからです。それまでは虫を怖がることはなく触ることもできたのですが、年長の夏に家に大きなゴキブリが出てから虫が怖くなってしまったようです。今まで好きだった虫も、見ただけで恐怖心を感じるようになってしまいました。

元々私は虫が苦手で、特にゴキブリは世の中で一番嫌い。なので、ゴキブリが出たときの私の様子も怖かったようです。

最近知人にカブトムシを頂いて家で飼うようになり、餌の交換をしているうちに虫への恐怖がなくなったようで、今では毎日カブトムシに触っています。虫への恐怖心はなくなったようです。何かを怖がっていてもあるきっかけで直ることもあるので、長い目で見ればよいと思います。

子供に合わせてペースを尊重した

みかん星人
40歳

ギャー!虫・虫大嫌い!

私の娘は3歳で、今年の春から保育園の年少組に入園しました。この子は物心ついたころから虫が大嫌いです。一番初めはアリでした。歩いてお散歩ができるようになった頃から、足元でアリを見た途端「抱っこ~!」です。ギャーギャーと泣いて抱っこで家へ戻ります。そのあたりから虫全般が苦手になりました。

どうやら虫が自分に向かってきていると思っているようです。いつまでも追いかけてきているようで逃げるとか。「追いかけてこないよ、お母さんが守ってあげるよ」と言っても聞いていません。

主人や私がトンボを捕まえても怖くて近寄りません。トンボを捕まえた後は私と手を繋いでもくれません。私もハチは苦手ですが、トンボや普通に何もしない虫まで怖がって逃げるということはしません。でも、子供はハチから逃げたりした場面を見て怖がっているところもあると思います。

現在保育園に送り迎えする時に虫がいたら「〇〇ちゃん、保育園で待ってるもんね~。一緒に手を繋いで走っていこう!」と言って歩いていきます。娘も「うん、お姉ちゃんになったもんね」と言ってがんばっています。

まだ怖がっていますが、やはり同い年のお友達と係わるようになってから少し変わったように思います。子供はみんなと同じように出来る、とがんばっているので、焦らずゆっくりお子様のペースで克服していけばいいと思います。

特に何もせず子供の様子を目に焼き付けた

ももぽ
36歳

パチンって痛い思いをした輪ゴム

輪ゴムで作ったお化け

現在4歳の息子が2歳のとき、幼稚園の未就園児クラスに通っていました。そこで工作をするのですが、紙コップに輪ゴムを付けてジャンプさせるものを作ってからというもの、輪ゴムを見るだけで半ベソ状態になっていました。おそらく輪ゴムを引っ張って手にパチンと当たったのだと思います

しばらくの間、悪いことをすると「輪ゴムがくるよ」と言っておどしていましたが、幼稚園に入園してからは輪ゴムを怖がることはなくなりました。

私も主人も肝っ玉がすわっている方なので、子供の前で騒ぐことはなかったです。息子が輪ゴムを怖がる理由が分からず、怖がる様子が可愛らしく見えました。輪ゴムは珍しい例と思いますが、何かを怖がるのも小さい頃だけなので私は可愛らしい姿を心にしっかり焼き付けておこうと思います。

参考文献

  • 注1:
  • 注2:
  • 注3:

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