ブイバック出産体験談に関する記事

ブイバック出産体験談~帝王切開後の自然分娩にアドバイス

ブイバック出産体験談~帝王切開後の自然分娩にアドバイス

木下優樹菜さんの出産で一躍有名になったブイバック(VBAC)出産。前回の出産が帝王切開だったママ達の「自然分娩で産みたい」という思いを叶える出産方法ですが、やはりリスクもあります。ママ達の体験談を見てみましょう。

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ブイバック出産経験者からのアドバイス~リスクを抑える方法

タレントの木下優樹菜さんの出産で話題となったブイバック(VBAC)出産。芸能人では他にも坂下千里子さんがブイバック出産を公表しています。第一子を帝王切開したママにとって心残りな自然分娩。次こそはという思いを叶えられるチャンスではありますが、医療的にはリスクもあるため危険性を指摘する専門家の声も多く聞かれます。

そこで今回は、悩める帝王切開経験者に向けてブイバック出産とはどのような出産方法か、ブイバック出産を受けられる条件、ブイバック出産による子宮破裂の胎児や母体へのリスク失敗例費用病院・経験者からのアドバイスが含まれた体験談をご紹介します。

ブイバック出産とは?

VBACイメージ

ブイバック(VBAC)出産とはVaginal Birth After Cesareanの頭文字をとった呼び方で、これまでに帝王切開手術を受けている妊婦さんが、自然分娩(経腟分娩)で出産することです。

一度帝王切開を経験している妊婦は、子宮破裂などのリスクを回避するために帝王切開によるお産をするのが以前の通例でした。ところがリスクが全くないとはいえない帝王切開数が増加したことなどが要因となり、子宮破裂のリスクが低い場合は経腟分娩でもよいのではないかという考え方が高まりました。

そのため1980年代にアメリカで推奨されたのがブイバック出産なのです。

ブイバック出産を受けられる条件

先生と相談する妊婦さん

ブイバック出産は帝王切開経験者なら希望すれば誰でもできるわけではなく、病院によってそれぞれ条件、すなわち適応基準が設けられています

また全ての病院で受けられるわけではなく、万が一の緊急時に母体と胎児への対応が充分にできる設備とマンパワー、経験を兼ね備えた病院選びも必要です。

こちらでは参考までに一例として、日本産婦人科学会誌に掲載された九州大学病院の適応基準と適応除外基準(注1)をご紹介します。

ブイバック出産適応基準

  • 既に受けている帝王切開が「子宮体部下節横切開」だった
  • 妊娠経過が順調で経腟分娩可能と医師が判断し、子宮頚部の熟化も充分である
  • 経腟分娩やブイバック出産への正しい情報を患者が知ったうえで同意を得られている

ブイバック出産適応除外基準

  • 既に受けている手術の内容が不明
  • 既に受けた手術が「逆T切開」「古典的横切開」「体部縦切開」だった
  • 2回以上の帝王切開歴がある
  • 以前の手術時に子宮内膜症や子宮周辺の炎症、血種形成の疑いがあった
  • 妊娠経過が既に帝王切開適応状態である
  • 検査の結果で切開痕の皮膚が薄くなっている疑いがある
  • 双子以上の多胎妊娠
  • 逆子
  • 巨大児
  • 患者への正しい情報説明や同意が得られなかった場合
  • 夜間の入院で検査が充分に行えない、あるいは人手不足だった場合

子宮破裂~母体や胎児へのVBACによるリスク

赤ちゃんと横になった母親

適応基準を満たしていても、ブイバック出産には胎児及び母体への命の保証はありません。

ブイバック出産にすることで最も心配されるリスクは子宮破裂です。分娩中に子宮破裂すると胎児の急性機能不全胎児の心拍消失などが起こる恐れがあり、脳性麻痺などの後遺症を発症する可能性も考えておかねばなりません。
また妊婦にも激痛、嘔吐、顔色不良等の症状が出現し、開腹手術による止血などが行われますし、場合によっては経腟分娩後しばらくしてから子宮破裂の症状に襲われる可能性も否定できません。

そのため子宮破裂が起こりそうな切迫子宮破裂や陣痛が弱まってしまうなどの理由で分娩が進まなくなってしまう分娩停止などの状態になると、結局は緊急帝王切開になるケースもあります。(注2)

ブイバック出産の失敗例~誤診

ブイバック出産の失敗例としては誤診があることも知っておく必要があります。
実際に子宮破裂や切迫子宮腫れる状態になったケースだけでなく、切迫子宮破裂と医師が誤診したことによる緊急帝王切開もあります。

通常のお産でも子宮破裂は突発的に起こりますが、いずれにせよ胎児と子宮を速やかに摘出する処置が必要になり、子宮破裂にはまだまだ不明な点も多いため事前に正確に予測することは困難なのです。(注1)

ブイバック出産に前向きな病院

母子手帳と病院の診察カード

ブイバック出産は大学病院などの母体及び新生児への医療体制が整っている病院で受け入れされていることが多いのですが、都内では渋谷区広尾にある日本赤十字社医療センターがブイバック出産を基本方針としているほど前向きです。話題になった木下優樹菜さんも、この日赤医療センターでブイバック出産しています。

もちろんセンター内での適応基準は満たしていなければなりませんが、前回が帝王切開だったからというだけで今回も帝王切開とはせず、適応基準を満たしている産婦さんの状況をお産まで見守り、最終的にブイバックか帝王切開かを決めていきます。ちなみに日赤医療センターでは、帝王切開経験者の約半数がブイバック出産をしています。(注3)

日本赤十字医療センター

日本赤十字医療センター公式サイトのキャプチャ

TEL: 03-3400-1311(代表)

住所: 東京都渋谷区広尾4-1-22

WHOやUNIEFから「赤ちゃんに優しい病院」と認定された、母乳育児推進の病院です。またフリースタイルで出産できるアクティブバースにも対応。病院も協力して妊婦さんの希望のお産に近づけるバースプランも導入しています。

Qブイバック出産の費用は?体験談やアドバイスを教えて!

この記事を読む妊婦さんにとって気になることの一つは、ブイバック出産の費用や病院情報などの体験談でしょう。実際にブイバック出産を体験したママ達のアドバイスなども参考にし、リスクなどのデメリットだけでなくメリットも知ったうえで、夫婦で納得のいくお産を選ぶとよいでしょう。

あやか
34歳

信用しているから出来ました。

小さい子供を抱っこする母親

32歳の時、第二子出産の時にブイバック出産をしました。第一子の時は逆子だったので無条件で予定帝王切開でした。次は絶対自然分娩で産みたい!とずっと思っていたので、妊娠がわかってからすぐブイバック分娩が可能な札幌市立病院を受診して、出産予約しました。

医師からは、出産経過を見て必ずしも自然分娩が出来る訳じゃないことや子宮破裂の危険性も説明されました。お腹の赤ちゃんが危険に晒されたら、と怖かったですが医師や助産師さんを信用して出産しました。

トラブルは何もなく、3日間陣痛に苦しみ生まれてきてくれた我が子はとても愛おしいです。出産一時金を除いて支払った費用は3万円ほどでした。

妊娠中のトラブルは何もありませんでしたが、第一子の時の帝王切開の傷が大きく広がってしまいました。自然分娩は一度経験しておけば何でも乗り越えられる自信がつきます。信用できる病院、医師を見つけたら大丈夫だと思っています。

キャサリン
30代前半

リスクはあるけれども貴重な経験でした

妊婦さんと夫と看護婦さん

私がブイバック出産をしたのは29歳の時で、二人目の出産の時です。夫が転勤族ですので、当時は宮城県仙台市青葉区に住んでいました。妊娠中にあまり体調が良くなく、妊娠の継続が困難になったことがありましたので、青葉区内の大学病院へ通っていました。

ブイバック出産に関して医師からは、子宮が破裂したりするリスクがあり出血が多量になった場合には命の危険も伴うことを説明されました。命の危険のリスクはとても気になりましたが、失敗の確率と自然分娩に挑みたい気持ちを考えた時に自然分娩をしたい気持ちの方が強くそちらを選択しました。

幸いトラブルは何もなく、無事に出産する事ができました。出産にかかった費用は、出産育児一時金を除き60万円ほどです。産後のトラブルもなく、むしろ帝王切開の時よりもずっとラクでした。

信頼できるお医者さんとよく相談し、勇気を出して挑んでみることをおすすめします。

love
32歳

念願の自然分娩!

わたしがブイバック出産を経験したのは、28歳の時二人目の出産のとき行いました。沖縄県那覇市のレディースクリニックで行いました。リスクについては、子宮破裂の可能性もあるとは聞きました。

わたしの通っていたクリニックではそこまで反対はせず、「41週までに陣痛がきてその後も母体も赤ちゃんも元気だったら問題ないよ」と仰っていたので、多少不安はありましたが信じてみようと決断し、こちらの病院にお願いすることに決めました。

分娩時に大したトラブルが起こることもなく、1時間で出産というスピード出産でした。出産一時金を除いて支払った金額は3万円くらいだったと思います。
産後の回復も早く全然トラブルもなかったので、私にとっては良かったです。

これからブイバック出産に挑戦しようか迷ってらっしゃる方がいましたら、個人差もあるので一概にお勧めとは言いませんが、検討してみてもいいかもしれませんね。自分の納得のいくいい出産方法をぜひ選択してくださいね。心より応援しています。

まる母
40代前半

不安だったけれど産んでよかったです

赤ちゃん

私がブイバック出産をしたのは34歳の時のことでした。2人目の出産で一人目と同じ家の近くの病院でした。

一人目は帝王切開だったので、二人目も帝王切開が多いのですが、そのお医者さんは高齢で経験豊富で、「絶対にきちんと産ませてあげる」とのことで信頼してお任せしました。失敗すれば子宮破裂をして母体と赤ちゃんも助からないこともあるので大丈夫かなとも思いましたが、信頼しました。

分娩は本当に大変で2日苦しみましたが、やっと3日目で生まれてきました。トラブルは特にありませんでした。総額で30万円ほどだったかと思います。産後のトラブルも特にありませんでした。

まだ30代で子宮破裂の心配がなければ、出産方法の一つとして考えてもいいとは思います。

りんめい
30代前半

意地でもブイバック!!

私がブイバック出産を経験したのは二人目を出産した30歳の時です。一人目の出産時に緊急帝王切開でした。術後の痛みに耐えられず、二人目は絶対に自然分娩!と決めました。

私の住んでいるところは三重県と愛知県の県境で、すぐそばに大きな「JA愛知厚生連 海南病院」という3次救急まで受け入れている病院があり、ブイバック出産が可能でした。

検診は通常通りですが、妊娠7か月に入るところで医師からブイバック出産に関するリスクの説明および同意書・輸血の同意書の記入をお願いされました。リスクの中でも一番怖いのが子宮破裂ですが、書面には出産時の3%程度の割合で起こるリスクと書かれていましたが、先生の説明では子宮破裂が起こった時の病院の対応などの説明が詳しく、安心して出産に望めました。

いざ陣痛が始まると出産までは特にトラブルもなく、無事感動の対面を果たしました。妊娠中・出産・産後を通してトラブルもなく自然分娩でき、出産費用も帝王切開時の時と大きな金額の差はなく、一時金+10万ちょっとでした。

私はとにかく一人目での術後の痛みが辛くてブイバック出産を希望しましたが、病院のいざという時の対応がしっかりしているところだったので安心して出産できました。ブイバック出産は不安もありますが、生まれたてのへその緒が付いたままの赤ちゃんを抱っこできる感動は言葉では言い表せない幸せです。ブイバック出産して心からよかった!と思います。

参考文献

  • 注1:
  • 注2:
  • 注3:
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