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超高齢出産とは何歳から?意外と知られていない奇跡の実態

『超高齢出産とは何歳から?意外と知られていない奇跡の実態』

日本では晩産化が進む中、著名人の「超高齢出産」にも注目が集まっていますが、超高齢出産とは何歳からで、奇跡が起こる実態はどういったものか知らないママも少なくありませんね。海外の出産事情も交えて詳しくご紹介します。

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超高齢出産って何歳から?知られざる真実や世界のママの出産事情

日本では晩婚・晩産化が急速に進んでいて、最近では「超高齢出産」という言葉もニュースなどで耳にする機会が増えました。厚生労働省の平成27年人口動態統計によると、45歳以上の母親から生まれた子供は平成24年960人から1308人に増加(注1)。世界を見渡せば驚くべき超高齢出産の実態も。でも、いざ自分のこととして考えるとなると、色々と悩んでしまうことでしょう。

そこで今回は、悩める40代女性必見!超高齢出産とは何歳からか、女性達が超高齢出産を選ぶ理由世界の超高齢出産事情、子供へのデメリットやメリット体験談をご紹介します。子供にとっても自分にとっても1度きりの人生。悔いを残さないために悩むことも必要ですが、選択後は子どものためにも自分のためにも前向きに子育てを楽しみましょう。

超高齢出産とは何歳から?

50代の女性

明確な定義があるわけではありませんが、超高齢出産とは一般的には50歳以上での妊娠や出産を指しています。
日本婦人科学会では高い年齢の出産を「超高齢出産」「高齢出産」とは言わず、「高年初産婦(こうねんしょさんぷ)」と定義しています。

1991年に定義が変更されるまで高年初産婦は30歳以上とされていましたが、1980代頃から30歳以上の出産が増えてきたこと、WHO(世界保健機構)の基準も35歳以上と定めていることから定義を変更し、35歳以上が「高年初産婦」となりました。(注2)

超高齢出産は自然妊娠可能?

日本生殖医学会によると自然妊娠の確率は20歳前後が最も高く、30代後半から妊娠しにくくなり、45歳以降ではほとんど不可能となり、50代になると多くの女性が閉経します。

超高齢出産の知られざる真実!?

「知らなかった!」という女性も多いのですが、超高齢出産は奇跡的な自然妊娠もごく稀にあるものの、その多くは生殖補助医療や提供を受けた結果です

1980年代、国内の大学病院のごく一部でしか行えなかった生殖補助医療ですが、現在では認定制度もあり全国の病院や専門クリニックにいる600名以上の専門医から、大差ないレベルの医療を受けられる状態まで進化しています。(注3)
また国内では困難なため、海外で提供を受けて日本で出産する女性もいます。

ママ達が超高齢出産を選ぶ理由

女性営業マン

海外での提供など負担も大きい超高齢出産。それでもママ達が超高齢出産を選ぶのには、様々な理由があります。

  • 子供を望んで長いこと不妊治療を続けていた
  • 晩婚化や再婚で結婚年齢自体が高かった
  • 医学の発達によって凍結保存が可能になった
  • 40歳以上の妊娠が困難であることを知らなかった
  • 仕事などでキャリア形成を優先していた など

超高齢出産のギネス世界最高齢は66歳

世界を見渡すと驚きの超高齢出産の実態も!ギネスブックで認定されている最高齢記録はスペイン人の女性で、「66歳と358日」での超高齢出産。ネット上では2001年に60歳の日本人女性が提供を受けて男の子を出産、自然妊娠は57歳が最高齢といった情報も見られます。

また2016年には「インドの72歳の女性が男の子を超高齢出産した」と報じられ、話題になりました。インドではこれより前にも70歳の女性による出産がニュースになっていますが、いずれも母親の出生証明書がないため、公式記録としては見解が分かれています。

超高齢出産の日本人著名人や海外事情

超高齢出産というと、日本では芸能人や政治家などの著名人の方がお馴染みでしょう。ラジオパーソナリティーの坂上みきさんが53歳、政治家の野田聖子さんが52歳で出産したときには大きな話題を呼びました。
海外セレブでは2017年1月にネットやTVにも取り上げられたジャネット・ジャクソンさん。50歳での超高齢出産のニュースは記憶に新しいことでしょう。

先進国は日本と同様に出生率が低下する傾向にあるのですが、そのなかで出生率を回復させているのがフランス、スウェーデン、イギリスなどの国々。フランスやスウェーデンは、国を挙げて子育て支援に力を入れていることでも知られていますが、これらの国では35歳以上の高齢出産の割合が日本よりも多いというデータもあります。

特にイギリスでは2013年に50歳以上の超高齢出産が700人を超え、2000年から2013年で165%も増加したという調査結果もあり、世界には日本よりも生殖補助医療が盛んで超高齢出産がメジャーな国もあるのです。高齢出産、超高齢出産の増加が出生率の上昇に関係しているといっても過言ではないでしょう。

超高齢出産が子供にもたらすデメリット

ドクターストップ

世界でも日本でも増えている高齢・超高齢出産ですが、若すぎる出産と同様、高齢・超高齢出産には子供やママへのデメリットもメリットもあります。超高齢出産を決めたママは、まずこうした現実やデメリットへの対処法をしっかりと把握し、積極的に対策を行いましょう。

妊娠・出産へのリスクが高い

年を重ねると、妊娠に関する身体の機能も徐々に老化していきます。日本産婦人科医会が記者向けに毎月行う記者懇談会の2012年5月の資料を見ても、高齢出産・超高齢出産の妊娠・出産には次のようなリスクが高まることが分かります。

<超高齢出産の妊娠・出産へのリスク>

  • 妊娠の継続が若い頃よりも困難
  • 母体の産科異常率(妊娠前~分娩時)が高くなる
  • 低体重児が多い、早産率や新生児入院率が高いという報告もある
  • 染色体異常児の出生頻度が高くなる

母体の産科異常とは、妊娠前からある子宮筋腫などの悪化。妊娠中は妊娠高血圧症候群など。分娩時は誘発剤の使用率や帝王切開率などの上昇、出血量の増加などが具体的に挙げられます。

また染色体異常児については、母体の年齢が上がるにつれて発症率も高くなります。そのため若い頃のお産に比べて母体や胎児へのリスクが高まると考えられているため、産婦人科医も慎重になります。

  • ダウン症発症率

20歳で1/1,667、30歳で1/952、40歳で1/106、49歳で1/11。

  • 全染色体異常率

20歳で1/526、30歳で1/385、40歳で1/66、49歳で1/8。(注4)

産院選びにも注意を払い、妊娠中は医師の指導をしっかりと守り、喫煙など胎児に悪影響を及ぼす指摘がされている生活はしないように心掛けましょう。

眠れる羊
42歳

高齢出産は病院選びが大事!

看護婦さん

39歳で第一子を妊娠、40歳で出産しました。妊娠する前に不妊治療の一環で婦人科の手術をしたのですが、そのときの主治医の先生がいる大学病院で出産することにしました。

40歳を超えての出産は妊娠中のトラブルやリスクもあると聞いていたので、ある程度の設備が整った病院を選んだ方がいいです。家から遠かったのですが、出産のときも年齢のことがあるので早めに入院させてくれたおかげで、落ち着いて出産に臨めました。

子供が精神的ダメージを受ける恐れもある

今でこそ高齢出産は珍しいことではなくなりましたが、日本国内で超高齢出産はまだまだ稀です。そのため子供が成長するにつれ「私のママはなぜ歳を取っているの?」と、これまでの高齢出産で生まれた子供と同様に、疑問に思ったり悲しんだりしても不思議ではありません。

昔は「授業参観や学校行事などで母親が高齢であることを友達から指摘されたり、からかわれたりした」といったことで、子供が精神的にダメージを受けることもありました。ですから超高齢出産のママの子供が精神的ダメージを受ける恐れもあるのです。

ママの年齢のことで子供が悩んだり傷ついたりした時、親としてどう対処するかをあらかじめ考えておきましょう!慌てたり動揺したりせず、どっしりと笑顔で受け止めることができます

Sスイッチ
38歳

母と同じ年齢で出産

子供を抱いてベンチに座って話をしてるママ友

私自身、母が37歳のときに生まれた子でした。子供の頃は幼心に、友達のお母さんは若くて羨ましいと思ったこともあります。でも、母はスタイルも良く、いつも綺麗にしていたので、からかわれたりした記憶はありません。むしろ友達のお母さんから、母のことを褒められるくらいでした。

そんな私自身も、気が付けば母と同じ年で娘を出産しました。私には姉がいるので、実は母よりも高齢出産です。母を見習って、娘が引け目を感じないように頑張ろうと思います。それでも、いつか娘に「どうしてママは若くないのに私を生んだの?」と聞かれたら、堂々と「あなたに会いたかったからよ」と伝えたいです。

介護と育児が重なる可能性が高い

ママが超高齢出産の場合、親世代(子どもから見た祖父母)もまた高齢になっているので、育児と親の介護の時期が重なる可能性もあります。また出産時に親がすでに高齢なため、育児支援が頼みにくいという側面も考えられます。

さらに子供が自分達を介護する年齢が来るのも、同じ年の子供達に比べて早い可能性が充分にあります。

可能であれば親と同居したり近くに住むことで、子育てや介護がしやすい環境を整えたり、早めに自治体のサービスや制度を調べておくことも大切です!また子供の負担を回避するためにも、自分や夫の健康管理にも充分に気をつけましょう

ロコモコ
47歳

生まれる前から準備しました

結婚してしばらくは交通の便を考えて通勤しやすい場所に住んでいましたが、出産したら行き来しやすい方がいいと思い、実家の近くに引っ越しました。

赤ちゃんのときは母にも手伝いに来てもらったし、子供が幼稚園に入ってからは、母が体調を崩したので、私が実家へ手伝いに行きました。実家が近いと何かと楽だと思います。実家に頼りすぎないよう、市の一時保育やファミサポなども妊娠中から調べておき、産後は随分とお世話になりました。

自分の親にはいつまでも元気でいて欲しいものですが、残念ながらそう上手くいくとは限りません。いつか必要となったときのために、介護サービスも今のうちから調べています。
高齢で出産した分、人生経験は積んできているので、色々調べて使えるサービスは使う!という意気込みでいます。

超高齢出産の親が与えられるメリット

超高齢出産のデメリットを挙げましたが、もちろんメリットもあります。中には出産よりもさらに大変な子育てをする上でとても大事なことも。不安や心配が先に立ってしまうかもしれませんが、どんな出産にも不安は多かれ少なかれありますので、メリットについて心に留めておくと、出産や子育てに前向きになる助けとなるでしょう。

金銭的に裕福であることが多い

全ての家庭とは言えませんが、超高齢出産の場合は若い頃に比べて両親の貯蓄額や所得が高いため、経済的なゆとりがある家庭が多いです。子供が生まれるまで、あるいは小さいうちになるべく貯蓄を頑張っておくと、子供が成長してからの教育費や自分たちの老後の蓄えに回すことができます。

精神的に余裕を持って子供に向き合える

超高齢出産のママやパパは年齢を重ねている分、人生経験を豊富に積んでいるため精神的な余裕を持って育児に向き合いやすい傾向があります。若い頃に思いきり遊び自分のしたいことをやりきったからこそ、後悔なく子育てに励めるというママは少なくありません。

子育てに予期せぬハプニングはつきものですが、”年の功”で落ち着いて対処できるママは騒ぎ立てて子供を不安に陥らせることが少なく、逆に子供の情緒を安定させる優しい対応が自然にできるため、子供が落ち着いて過ごせる環境を得やすいというメリットがあります。

周囲に出産経験者が多いので相談しやすい

近年の晩婚化により若くしての出産だと周りに出産経験者が少なく、子育ての悩みや喜びを共有できなかったり、「友達はまだ遊んだり仕事に没頭したりで羨ましい」ということもあります。

ところが超高齢で出産すると、今の時代は周りに高齢出産経験者が多いので、何かと相談できたり心強い存在になってくれたりすることも。「身近にいる先輩ママも通ってきた道だ」と思えば、育児への不安な気持ちって軽くなるものです。

仕事でキャリアを築いてから出産と子育てができる

男女共同参画が進み女性が社会で活躍する時代となりましたが、やはり産休や育休によって第一線を離れる期間にマミートラックに乗せられてしまうこともあります。

ところが超高齢出産の場合は出産に至るまでの在職期間が長いため、既にある程度のキャリアや信頼関係を築いていて、復帰する際に有利に働くこともあります。

超高齢出産ママの体験談

かよちゃん
51歳

50歳でママになれた

窓ガラスから生まれたての赤ちゃんを見る家族

体外受精をしました。40後半で結婚をして中々子宝に恵まれませんでした。しかしどうしても子供が欲しい、育てたいという思いが強かったため、生殖補助医療という選択をとりました。

年齢が年齢なので非常に怖かったです。医者にも「難産、ダウン症の子が生まれる可能性もある」と宣告されました。しかしそんなことは全く心配ありませんでした。絶対愛情を込めて育てる自信があったからです。

妊娠が分かってからは食生活に気をつけました。外食を控えて体に良いものを取り入れ、お酒も控えました。旦那も同じような生活をしてくれたので何も辛いと感じませんでした。私は、高齢出産は自分自身の命も危ないからと周りから反対されました。しかし子供を無事に産むことが出来ました

今は、順調に成長しています。何を言われても自分の意思を突き通す。強い意思を持って出産に臨んで欲しいです。最後は自分の判断です。

心は超高齢にならないように楽しもう♪

元気な50代の女性

近年母親の高齢化は進んでいますので、第一子、あるいは第2子以降の出産が超高齢出産になるママも今後ますます増える傾向にあります。

ところが親が自分の年齢を気にして生き生きと子育てを楽しめないと、子供は「大人になっても楽しくなさそう」「子供を産んでも苦労するだけ」と、親の暗い表情を目の当たりにして育つことで将来への希望を抱きにくくなってしまいます

ですから何歳であれ出産を決めたり妊娠したりしたら、年齢に負けずママ自身の毎日を楽しく過ごし「大人になるって楽しいよ」「生きるって素敵なことだよ」と、明るいメッセージをママの背中や表情から子供に伝えてあげましょう。

参考文献

  • 注1:
  • 注2:城西国際大学「高齢出産の歴史社会学―1960年代・1970年代:妊娠・出産の一般向け手引書をよむ―」
  • 注3:
  • 注4:

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